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スリランカからきた若者
スリランカから来た同じぐらいの世代の若者と話をする機会があった。

彼は今31歳で、「つい1週間前に第一子である女の子が生まれたんだよー」とすごい嬉しそうな笑顔で話してくれたので、「俺も1歳ちょっとの娘がいるよー」と子供話で盛り上がった後、いつロンドンにきたのー、と何気なく聞くと、18歳のときに母国で家族と離ればなれになってしまって、イギリスに難民としてきたんだーと。

何でも、彼は18歳のとき、難民としてイギリスにきてそのまま13年間住んでいる。当時はイギリス政府が難民に対して週数十ポンドの生活費と住まいを提供してくれたから、なんとか食っていけた。きた当時は、それこそ「全く」英語をしゃべれなかった。I come from Sri Lanka. さえ話せなくて、学校にいって必死に英語を勉強した。仕事はそれこそ何でもやったし、その当時はスリランカからの友人も殆どいなかったので、寂しさと不安で本当に辛かった、この先どうなるんだろうと毎日不安でしょうがなかった。

でも、母国にいるよりは生活もできるし、身の安全もあるのでましだと、何度も自分にいい聞かせて頑張った。そんな自分が、今は奥さんがいて子供まで恵まれた。イギリスのパスポートだってある。本当にHappyだ。13年間で2回しかスリランカに帰れていないので、家族にはもっと会いたいけど、今母親が6ヶ月のビザで娘の面倒をみにくれてるんだ、ととても嬉しそうな笑顔で話してくれた。
日本って本当に良い国なんでしょ?豊かだし安全だし、日本製の電気製品、車は世界No1だし、うらやましいなあ。是非一回いってみたいといってくれた。

彼と自分を比較して○○ という単純な話ではないけど、彼と話していて、日本というのは(他国と比較して相対的に)本当に恵まれた国なんだなあと改めて思うと同時に、日本国内にいた時には、日本という国は、本当に良い国だとは、実感できなかったなあ、と感じた。

人の幸せというものは、相対比較に頼るところが多いけれど(他の人と比べて自分は○○だ)日本という国は、世界でもまれに見るほどの高い割合で単一民族で構成されている国なので、自分とは違うバックグランドをもつ人との交流が非常に少なく、比較軸が持ちにくい。

今後ますますグローバルになっていく世の中で、日本というほぼ単一民族で構成されている、世界的に見てレアな環境のみで育ち、教育を受ける事は、価値観だとか、考え方だとかという点で、リスクになっていくんじゃないかなあと。

自分の中で、様々な比較軸、評価軸をもつことができていると、一つのもの、出来事を見ても、色んな物の見方ができるし、違う物を理解し許容し、共に高めていく事ができると思う。こういったことって、頭では分かっていても、実際の経験を通して実感しないと、なかなか腑に落ちないので、若いときの体験が重要なんじゃないかとおもう。

そういう意味でも、僕は大学時代を海外の大学で過ごしたかったなあと、今更ながらに思います。ということで、少しでも若いうちに、どんどん海外に出て経験を積んだ方が今後の世の中で活躍できる人材になれる!と思っています。

彼と話した後、自分は日本という恵まれた環境に甘えてるだけで、与えられたものに対してきちんと恩返しできてるんだろうか、と少し恥ずかしくなった。もっとがんばらなきゃだな、そしてこの恵まれた環境だからこそ、できることを考えないと。
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